MacBook Proを買い換える 2019夏 -Step01-用途を考える

はじめに

先にお断りしておきます。

この『MacBook Proを買い換える 2019夏』シリーズは現在愛用のノートパソコン MacBook Pro 13inch Mid 2012がそろそろスペックの限界に近づいてきたため買い換える事になった私、ヤマシタヒトシがMacを購入するまでのプロセスを綴っていくストーリーです。

今回の1回目のブログで結論に至っておりません
長いと間違いなく感じるはずですが、どのMacのどのランクのものを買うかを決めるポイントの参考になればと思い書かせていただきます。

現在のMacBook Pro

スペックの限界という書き方をしましたが、実はこのマシンはカスタムしています。

ドライバーで簡単に開封可能なマシン。おまけにDVDやCD-Rが使えるSuper Driveがついた最後のMacBook Pro。長く使いたいなと思い、スペック不足を感じた時に最大8GBのメモリが搭載出来るマシンですが16GBへ交換(画像は一時的に8GBメモリへ変更したものです)。
さらに内蔵HDDドライブもSSDに換装し高速化しました。

OSもどんどんアップしていました。
購入時はOSX Lion(10.7)でしたが、Adobeのソフトのアップグレードやブラウザのアップグレードに合わせOSもアップグレード。現在は最新のOSX Mojave(10.14)までアップしています。ただ新しくなっていくOSに対応するためメモリやSSD換装といった高速パーツ交換で対処したもののCPUやマザーボード、グラフィックボードは変わらないままなので熱暴走のピンチは常に起きていました。

突如落ちた後の3回のビープ音は慣れっこ。PRクリアのようなキーボード上で出来る安易な対処では解決せず、蓋を開けてメモリを抜いて熱を逃がしてから再度メモリを差し直して完了。
そのため、裏蓋のネジは一つも止めないで生活しておりました。外出中でも気軽にMacの裏蓋を開けるような人はそうそう居ないでしょうね。

そんな状態で今年の秋にリリースになるOSX Catalina(10.15)がこのマシンで動くかどうか…。またいつ調子悪くなるかもわかりません。限界の日も近い。という判断になりました。

ヤマシタの用途

先に私のMacの主な用途について書いておきます。
状況が違えば選ぶマシンも違いますのでご参考までに。

まずはじめに。
私はお山デザインとしてショップデザインの仕事をしながら3つの専門学校や大学で非常勤講師、名古屋情報通のようなウェブメディアの編集者という仕事をしております。

最初のショップデザインは名称だけでは設計と思ってしまうかもしれませんが、グラフィックデザインの分野になるロゴ、名刺、チラシ、ショップツールなどのペーパーツールや広告デザインのデザインワークが基盤にあり、この他に必要になってくる写真撮影、フォトレタッチ、イラスト、ウェブデザイン、ウェブコーディング、インテリアプランニングといった事も必要に応じて行います。

またショップの方に打ち合わせ等でお店から出てきていただく事は非常に困難です。私が直接お店に出向いてiPadや企画書を使ってプレゼンを行ったり、MacBook Proを持参し、ヒアリングの後に近くのカフェやコワーキングスペース、時にはお客様のお店のスペースをお借りしてデザインデータのたたき台を作り、近くのコンビニでカンプをプリントアウトしてお店の方にお渡しして後ほどSlackやFacebookメッセンジャーでブラッシュアップのやりとりをするといった流れが多くなってきました。これ以上書くとMac購入の話から逸れるのでここまでにしておきます(笑)

2番目の学校の非常勤講師は授業のシラバス制作や進行台本の制作、課題素材の準備、課題採点などで主にMacを使っていますが学校によってはパソコンが常設された教室ではなく、学生もノートパソコンを持ってきて私も自分のMacを使ってモニターに接続し授業をしなければいけない所もあります。

時にはCCを導入していない学校の学生が自宅で制作したデータをバージョンダウンして保存するのを忘れCC保存してしまったIllustratorのファイルを持ってきてしまい代わりに開いてバージョンダウン保存してあげる事もあります。

3番目のウェブメディアの編集は企画書や撮影計画書の作成、原稿のライティング、撮影写真のフォトレタッチなどを全て私のMacを使って行っております。

特に企画書や撮影計画書の作成、原稿のライティングは時間の隙間があれば外出中でも行います。iPhoneを使う事もありますが、座って落ち着ける場合はMacで行います。

その結果、私がMacに求める条件と優先順位は以下のとおり。

  1. 持ち運びが出来る事
  2. Illustrator、PhotoshopのCCバージョン(出来れば最新バージョン)が使える事。ちなみにIllustratorのCCバージョンの推奨メモリは16GB。
  3. ブラウザ、メールのアプリの他にSlackのようなビジネスコミュニケーションツールが使える事
  4. InDesign、Dreamweaver、Adobe XDが使える事
  5. 動画のライブ配信が出来る事

[Process01]
iMacかMacBook Proか、それとも両方か?

この条件からしてデスクトップだけという選択肢は外れます。
そしてMacBook Pro以外のノートという選択肢も外れます。

両方という選択肢もありますが、実は今デスクトップのMac miniとノートのMacBook Proの両方です。
実際に使ってみた結果、ほとんどMac miniは実務では使いませんでした。

そもそもMac miniを購入したのはMacBook Proの不具合・修理になった時の保険として。そしてオフィス内にあるネットワークハードディスク(NAS)にファイルをバックアップするため。

以前はiMac×MacBook Proという組み合わせで持っていたのですがオフィスに戻ってきた時にiMacの電源をつけたらすぐに作業出来る訳ではなく、外出時に作業したデータをMacBook Proからクラウド(インターネット上)を経由してiMacに同期する作業から始まります。

ですので外出時にクラウドにファイルがアップロード出来ていない場合はMacBook Proも同時に電源をつける必要があります。

外出時に撮影をしてきた数百MB、多いと1GBを超える写真データやレタッチデータをクラウドフォルダに入れていたらMacBook Proからクラウドにアップロードされ、そこからMac miniにダウンロードされる流れとなります。下手すると10〜20分近く待たされます。

データを送る選択肢としてAirDropで送るという方法があります。これは数GBのファイルでもクラウド経由で送るより格段に早く送ることが出来ます。しかし2つのMacで同じクラウドフォルダに同じファイルを入れると同期ファイルが上書きされず二重になるため後の整理が面倒に。MacBook ProからAirDropでiMacに送った時はクラウドに入れないという方法もありますが、そうするとまたMacBook ProにAirDropで戻す必要があり、それはそれで面倒。

それならデータを入れたMacBook Proでそのままクラウドにアップロードさせながら作業していた方が早いという結論に至りました。

という訳でMacBook Proだけの一択となりました。
次はMacBook Proのどのスペックのものを買うか。


ちょうど2019年7月にMacBook Pro 13インチの下位モデルが新しくなった事で深い悩みに陥るのでした…。

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