以前書いた記事が好評だったので久しぶりに2021年春版でMacを買おうと考えているデザイン系大学や専門学校に通う学生へオススメの組み合わせを紹介します。
1:デスクトップ or ノートブック

2021年5月現在、Macには以下のラインアップがあります。
<デスクトップ>
・小型の本体のみで販売、Macデスクトップのローコストモデル Mac mini
・本体と画面が一体になった iMac (24inch,27inch)
・プロ仕様の本体のみ、ハイスペックモデル Mac Pro
<ノートブック>
・Macノートブックのローコストモデル MacBook Air
・ノートブックのハイスペックモデル MacBook Pro (13inch,16inch)
デスクトップかノートブック、どちらを選んだら良いのか?という事ですが私はノートブックをオススメしています。
学校の授業で使用するソフトが入っているなら自分のMacを使って授業を受けたり、制作をしたいですよね。また調子が悪くなったりした時に学校に持ってくれば誰かが見てくれるかもしれません。
また最近では多くの学校で学生が校舎内でパスワードさえ入力すれば自由に使えるWi-Fiの整備が急速に広がっています。※1
学校内で自分のパソコンを使って自由に作業出来るというのはデータを移す作業もいらず環境の違いに悩まされる事もありません。そういった理由からノートブックがオススメです。
※1:これから大学生、専門学生になるためにオープンキャンパスに行っているという方はこういったWi-Fi整備が校舎内にあるか確認すると良いですよ。
2:Air? Pro?

2020年11月まではデザイン系の学生にMacBook ProをオススメしていましたがAppleがMacのために作られた画期的なチップM1を搭載したMacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac miniをリリースした事で状況が変わりました。

Apple|Newsroom

このM1チップがとにかく好評で非常に高いポテンシャルを持っているそうです。
そのため学生にとってMacBook Airでも十分なスペックになった事で選択肢の幅が広がりました。大きなサイズの画像処理、動画、音楽、3Dといったスペックの高さをより必要とする編集にはMacBook Proを選択し、そうでない場合はMacBook AirでOKかと思います。
とはいえ気になるのがスペックの違い。見た目的な意味で違いがあるとすれば、MacBook ProはTouch Barが搭載されており、MacBook Airは無いという所。見た目でわからない所ではスピーカーの質、バッテリー駆動時間に数時間の差といった所。
Touch Barは必須かと言われたら無くても仕事は出来ます。
MacBook Air(M1,2020)は115,280円(税込)から、13inch MacBook Pro(M1,2020)は148,280円(税込)からと金額差があるので用途でしっかり判断すると良いですよ。
ちなみにMacBook Proの場合、画面サイズが16inchのモデルも選択肢にありますがこちらは2021年5月現在ではプロセッサがM1ではないのでオススメしません。ちなみに今後M1搭載の16inchが出たとしても私は13inchをオススメします。
理由は重さと大きさ。

重さは2.0kgの16inchに対して、1.4kgの13inch。600gの差は手に持った時、カバンに入れた時など随所で大きく感じます。
大きさはB4サイズに近い16inchに対してA4サイズに近い13inch。学生が持ち歩く書類は多くのものがA4サイズかA3サイズの2つ折りのためこのサイズ感の違いは長く使えば使うほど響いてきます。
3:メモリは16GBに変更をお忘れなく
以前はAdobe Illustratorのメモリ推奨スペックが16GBになった事でカスタムオーダーで8GBから16GBに変更が必要となり、店頭ですぐに持って帰るということが出来ません。

そのためインターネットでの購入は必須。その際に 学生・教職員向けストア で買い物をする事をお忘れなく。
ちなみに後でノートブック本体を開封しメモリ増設といった事が出来ないのでここでメモリの容量は決定しておきましょう。
4:ストレージはいくつがいいの?
MacBook Air、MacBook Proどちらでも購入する際の選択肢になるのが保存領域となるストレージの容量。256GBのSSDストレージか512GBのSSDストレージかで選択肢がわかれます。

選んでいただきたいのは512GB。
OSやソフトウェアを入れるだけでなく現在進行中のデータの管理、iPhoneやiPadのユーザーは全部バックアップをする事も出てきますのでこのくらいは必要。
上の選択肢で1TBや2TBの容量もありますが、映像や音声などの大容量のデータを扱わなければ512GBで十分です。制作したデータをSSDの中に溜めないように1TBくらいの外付けHDDを購入しておき1〜2週間おきにバックアップを取るようにしていきましょう。
5:AppleCareはつけた方がいい?

持ち歩きをするなら保険としてつけたほうがいい。また頻繁に使用するならバッテリーの持続性も落ちやすいのでバッテリー修理サービスがついているAppleCareはつけるのがオススメ。
詳しくはAppleCare製品を読んでくださいね。
6:合計はいくら?
どちらも512GBのSSDストレージのモデルを選択肢、カスタムで16GBに変更してみました。
MacBook Airの場合173,880円、(一般価格だと190,960円)

一方MacBook Proの場合は203,380円(一般価格だと220,660円)。

以上となりました。
くれぐれも学生・教職員向けストアで購入するのをお忘れなく。
一括で購入出来ないけどすぐに欲しいという方はAppleは最大24か月、分割金利0%のショッピングローンが組めますので利用してみてください。
7:楽天市場を利用すると少しお得に

また楽天市場で買い物をするという方は楽天Rebatesを経由してAppleの公式学生・教職員向けストアから購入※2 すると楽天のポイントも貯まっていいですよ。※3
そして上記のバナーをクリックして購入していただけると私が楽天Rebatesから紹介料でポイントをもらえます!!!!クリックする読者の方にも紹介ポイントがつきますのでお得です!!!!!!
※2:AppleCareはポイントバック対象外ですが、ノートブックは2021年5月現在ではMacBook Air、MacBook Proどちらもポイントバックの対象になります。
※3:Appleのストアにはありませんが、他の楽天Rebatesに参加しているストアによってはストア内でもポイント制度がついているものもあります。そちらのポイントもたまりWでお得なので公式サイトでしか購入出来ないオンラインストアが楽天Rebatesに参加していないかチェックしておくといいですよ。ちなみに我が家はクラウドファウンディングのCAMPFIREや生活用品のBELLE MAISON(ベルメゾン)などがありました。ユニクロやGU、Joshinなどもありますよ。
8:他に何が必要?
グラフィックデザイン、ウェブデザイン、写真、映像を学ぶ学生なら『Adobe Creative Cloud』(学生版をAmazonで購入するのがオススメ)は必須!
持ち運び用の『カバンかクッションケース』も必要。
他にはデータ受け渡し用に『USBメモリスティック』、バックアップ用に『外付SSD』、周辺機器を接続する『USB Cハブ』、自宅で大きな画面で操作したいなら『モニター』、イラストやレタッチをするなら『ペンタブレット』、細かな操作を必要とするなら『マウス』なども必要ですのでたまったポイントを活用して少しでもお得なお買い物をしていってくださいね。